初めての方へ
CLとは
Constructive Living = 建設的な生き方
事実の教えを知り、行動を使って、実際的に注意深く生きるために、誰にでも学習しやすい形にした教育法です。
思慮深く、想像や理論、ことばにとらわれず、実際と確かめ、事実に基づく適切な判断・対応をする人に近づくための学習法です。
このような方にCLの学習をおすすめします
- 人とうまく話せるようになるには?
- いつも気分よく過ごすには?
- すっきり起きるには?
- 初めて会う異性と何を話したらいいのか?
- 仕事で認められるには?
- 友達に嫌われないようにするには?
- 仕事と結婚生活をうまく両立するには?
- 運動を持続するには?
- 子供に勉強をさせる方法は?
- 子どもの話をうまく聞いてあげるには?
- めんどうな片づけや掃除のうまい方法はある?
- 自分や人を信じられるようになるには? ...など
心ではなく、行動を変えることを目的としています。課題を実践して学びます。
2,000年以上昔から人が繰り返し経験して考え 工夫して手に入れた知恵がたくさん入った宝の山
その山の入口のドアを開ける鍵 = あなたの“?”(どうしたら)をもっと細かく
“?”(どうしたら)を探して鍵を回すと答えにつながる知恵がみつかる
知恵の通りに進むとあなたの新しい道ができて「答え」が手に入るのです。
CL2つのキィーポイント →建設的に生きる鍵
事実を受け入れ 目的を知り 必要な行動をする
自分で直接変られない事実―例えば、自分以外すべての人、病気、信号、感情…は認めて、受け入れる。
目的をたしかめて、行動する。
例えば、朝、眠いし、起きたくない、面倒と思う気持ちと闘わず、
湧くままにして、今日一日の目的にそって、ふとんから立ち上がって、身支度する。
事実とは
①五感で知る事実
・現在、自分を取り巻く環境にある:人(自分も含め)、物、動物、自然などの一つ一つ。
②自分が生かされていることを詳しく思い起こして知る事実
・現在と過去に自分が世界から受けとっている支援の一つ一つ。
Constructive Livingは1970年代 D.K.レイノルズ博士によって設立され、世界中で270余名(2011年春)の指導資格認定されたCLインストラクターが(南アフリカ、フィリピン、イギリス、ドイツ、ニュージーランド、ポーランド、オーストラリア、メキシコ人を含むカナダ17名、日本94名、アメリカ140名)点在する。 レイノルズ著のCL図書はアメリカ、日本、イギリス、中国、ドイツ、オーストラリアおよびメキシコで10万冊以上販売された。
新聞、発行誌掲載のCLに関する記事は、Cosmopolitan (1990年5月)、USA Today(1990年8月25日)、New Dimensions(1990年)、Health(1991年3月)、New Woman(1991年11月)、Self(1992年11月)、ジャパンタイムズ(1993年10月31日)、Sun(1993年11月)、「O」マガジン(2001年3月)、他多数。
D.K.レイノルズ博士紹介
David K. Reynolds Ph.D. 1940年米国オハイオ州生まれ
心理学的文化人類学者UCLA博士号
- 「Constructive Living―建設的な生き方」創始者
- 「Constructive Living Center」所長
- 元生活の発見会顧問
- 元森田療法学会理事
- 元内観療法学会運営委員
30冊以上の著作(内CL図書14冊、日本語訳書7冊)をはじめ中国、インドなどでも翻訳出版されている。
dkreynoldsjapan@gmail.com(日本語対応、返事英語)
レイノルズ博士略歴
1959 | 海軍兵として米国軍艦で来日した際、墨絵に興味を持ち、日本人との関わりから自分とも共通する、日本人の心が理解できれば自分の心もわかると考え、帰国後、UCLAで心理学を学ぶ。その後文化人類学に転向。 |
1964~1966 | 森田療法家・大原建士郎博士と出会い、同氏の勧めで日本において森田療法の実践、調査研究を行う。 |
1966 | 日本国立衛生研究所で研究中、同研究所所長・加藤正明氏に薦められ、大和郡山で七泊八日の集中内観を実践し、「内観療法」をも研究する。森田・内観療法を取り入れた新しい生き方教育法-Constructive Living「建設的な生き方(CL)」-を創案。 |
1969 | 森田療法研究博士論文でUCLA文化人類学の博士号を取得。 |
1970~1971 | UCLA公衆衛生学部助教授就任。 |
1974~1979 | 南カリフォルニア医科大学・精神医学部助教授 米国政府からの依頼で自殺予防体制の研究のため、自ら自殺願望の鬱患者となり体験調査を行う、「内からみた自殺」共著を出版。 |
1979~1980 | ヒューストン大学・人類学部助教授、准教授就任。 |
1980~2011 | 春秋3ヶ月づつ日本に滞在、夏冬3ヶ月づつ在米。 |
1988 | 世界医療協会の顧問として中国に滞在。 |
1980~1991 | ロスアンジェルスに東道研究所を設立、所長就任。以後、弟子に譲渡。 |
1989~現在 | オレゴン州Constructive Living Centerの所長として著作の傍ら、主に米国、日本でCLの講演、指導、インストラクターの養成で活動している。指導資格を与えたインストラクターは海外(アメリカを初め、カナダ、メキシコ、ニュージーランド、オーストラリア、ドイツ)で178名、日本で94名。 |
1992 | 森田療法学会・第1回高良賞受賞 |
1997 | 森田療法学会・第8回森田賞受賞 |
2012 | 年二回春秋季に飛行機恐怖症でも航空券を買って一ヶ月ごと滞日 主な目的は講演と登山 |
2020~ | コロナ禍で来日予定なし |
レイノルズ博士絵葉書集
過去40年間以上、飛行機恐怖症でありながら、講演やCL指導のために日米間を毎年2回往復している。「コントロールできない感情(この場合は、飛行機恐怖症)はあるがままに受け入れ、目的を知り、事実が示す必要な行動をする」CLの教えを実際に活かしている。
機内で「怖い」感情が湧くまま、一時、恐怖から気をそらすために、プレゼントにする絵葉書を描きます。数年前までは一睡もせず35枚前後でしたが、最近は安定飛行だと5、6枚描くだけになりました。怖くてもチケットを買って(買わないと乗れない)乗る長年の体験で飛行機恐怖症が軽くなったのかもしれません。
1990年「ききょう」 |
1994年「金魚」 |
1999年「ぶどう」 |
2004年「蝶と菊」 |
2008年「竜」 |
2009年「ユリ」 |
2014年「桜」 |
2017年「すいせん」 |
CL教育研究会の歩み
設立
1992 CL教育研究会設立 主宰:遠間美保子
レイノルズ博士講演会
1994.5 1997.4 東京お茶の水湯島聖堂(CL教育研究会主催)
以降、北海道から沖縄まで各地講演会(個人、企業、森田集団会、大学、CLインストラクター主催)に同博士同行。
講師活動
1992~ 遠間美保子・小木晴代講師
- 講演会(学校、企業、生活の発見会、森田集団会主催)
- グループ学習会
- 個人相談/学習
- 通信相談/学習
- 「CLとは」ちらし配布、CL図書販売
季刊誌
- 1996.2~2011.5(年4回発行)
- 2011.8~ 現在 CLWebsiteに掲載(年4回更新)
トレーニング・・・2022/8現在開催予定なし
- 1990.11~1991.10 都内2日~3日間の研修会を開催し受講 レイノルズ博士指導
- 1992.4 4名 KAUAI Island 指導・主宰:D.K.レイノルズ博士 日本人2名が初期インストラクター認定を受ける
- 1994.10~2002.10 2009.4 年一回春秋季、前/後期各5日間
会場:KDD研修センター(埼玉県)、OVTA(千葉県千葉市)、奈良内観研修所、大学セミナーハウス (東京都八王子市) - 第一回受講生20名 内10名インストラクター認定
- 1996.10~2011.5 静岡毎年1、2回開催 主宰:杉井保之主催
- 1998.11~2008.4 年一回 奈良内観研修所 主宰・アシスタント:三木潤子
- 2013.5 ウィルさいたま 主宰:吉澤隆
IACL(国際CL集会)・・・2022/8現在開催予定なし
日本人インストラクター初出席 1995.8 毎年夏季3泊4日アメリカ、カナダで各国インストラクターが開催。毎年日本から10名前後出席。
日本では4回開催、1~2泊の2、3日間。海外からの出席者は1999.4山梨県、2004.5奈良県。
アドバンストレーニング(CLインストラクター研修会)
1994.10~2002.6 年2回 日本全国各地インストラクターが開催
NACL(名称変更・日本CL集会)
2002.11~2011.5 IACLと共催の年有り
CLインストラクターの会
2012.5~年1回 レイノルズ博士によるアドバンストレーニングとインストラクター研修・交流
2020~オンラインミーティング
2022~年数回オンラインミーティング開催
CL図書発行
- この一瞬に自分を変える」A Thousand Waves1 1994 遠間美保子 小木晴代共訳 産能大学出版部
- 「自分を生かす行動革命」Thirsty Swimming in the Lake 1996 小木・遠間共訳 海竜社
- 「人生は行動を待っている」A Handbook for Constructive Living 1998 遠間・小木訳 KKベストセラーズ
- 「生活オンチにならない」Water Bears No Scars 2000 本多岩夫・小木・遠間共訳 遠間編纂 白揚社
- 「今のままでいいんだよ」 2002 文:小木晴代 /遠間美保子 絵:高橋みどり 春萠社
- 「行動が人生を動かす」(「人生は行動を待っている」) 2004 出版社/遠間協同出資再販 朱鷺書房
- 「心は今のままでいい」(今のままでいいんだよ) 2007 CL教育研究会 自費再出版
- 「メタボ頭のネコのお話」 2010 文:王桃子 絵:高橋みどり 監修/小木晴代 自費出版
Webサイト
https://docl.jp (2004.4~現在)
その他の活動
よくある質問
- Q:CLって宗教?
- いいえ、宗教ではありません。生活の基本を身につける行動と現実に焦点を当てた学習方法です。
- Q:CLって心理学?
- いいえ、教育です。心ではなく、行動を変えることを目的としています。 課題を実践して学びます。
- Q:CLでうつを治せるの?
- いいえ、CLは医療ではなく教育なので、専門医へご相談ください。うつの症状がありながらも、生活面をすこしづつ建設的な行動で整えていくことで、軽減するかもしれません。
- Q:CLで悩みをなくせるの?
- 世の中には自分の力で変えられないこと(天気、相手、時間など)があるので、思い通りにならないと悩み、問題を抱えます。誰にも大なり小なり悩みが起きるのはあたりまえです。一つの悩みがなくなっても別の悩みが生まれてきます。悩みがありながら、仕事、生活、趣味に励む。あるいは悩みにうまく対処する方法をCLで学習できます。悩みは生きる力がつく人生の教材として取り組みます。
- Q:CLって難しいの?
- 行動を変える学習方法ですので、老若男女、どなたでも学ぶことができます。日本語がわかる2歳から死を迎える年齢まで、学習できます。講座では70代、個人学習では3歳から80代の人が学んだケースがあります。常識に近い教えは理解しやすく、行動そのものは簡単ですが、いざ、行動し、続ける努力は簡単ではありません。
- Q:CLはどこで学べるの?
- ご自宅(電話、e-mail等)、カウンセリングルーム、散歩しながら、喫茶室、各地講演会、グループ学習会等、あなたのライフスタイルに合わせて学べます。
- Q:CLって誰が教えてくれるの?
- 創始者であるD.K. レイノルズ博士と、同博士と10日間合宿研修を受け、指導資格を与えられた、人生経験豊かなCLインストラクターがあなたの学習を お手伝いします。
- Q:CLってお金がかかるの?
- 費用については受講案内をご覧ください。
CLについて詳しくお知りになりたい方は下記インストラクターまでお問い合わせください。
千葉県市川市
CL教育研究会 遠間美保子
047-326-2031(平日9:00~16:00)
amhotm@gmail.com (48時間以内にお返事いたします)
千葉県柏市
相談室ベターデイズ 小木晴代
h-ogis8docl@tbz.t-com.ne.jp(48時間以内にお返事いたします)